11/23-24休診

蕁麻疹

主に即時型アレルギー反応と考えられており、アレルゲンの暴露から30分程度で症状が出現します。症状は膨疹といわれ、部分的に赤みがありやや腫れている発疹です。多くの場合かゆみを伴います。

原因

アレルゲンの暴露があると皮膚の免疫細胞が働いてかゆみを起こす物質や、血管を拡張させる物質が放出されます。それによってかゆみを感じます。またアレルギー反応を伴わない蕁麻疹もあります。蕁麻疹の発症には機序があり明確に原因を見つけることは難しいことが多いのが現状です。

治療

ほとんどの場合24時間で症状は消失します。かゆみ止め(抗ヒスタミン薬)の内服薬、塗り薬、点滴注射などを使用して治療を行います。難治例では短期間のステロイドを投与することもありますが限定的です。一カ月以上続く蕁麻疹は慢性蕁麻疹と考えられ、ステロイド内服薬を使用することもあります。